「モノ」をつくる 「コト」を生み出す
ストーリーテラーなパッケージ

工業製品部品から生まれたロボットアートの商品パッケージ

カラフルで愛らしい小さなロボット。よく見ると手や足がネジやナットで作られています。今回は、工業製品部品から生まれた世界に一つだけのロボットアートを手掛けるMASSANOVA ART様から、パッケージのご相談をいただきました。

コンセプトは、『いつでもどこでも身近な友達』。このロボットアートは万年筆やボールペンを製作する時に使用するアクリル樹脂を丁寧に加工し、工業部品のパーツを組み合わせて製作している「一点物」の商品です。

MASSANOVA ARTの代表、田中様にお話を伺いました。

─弊社でパッケージを製作してよかったところはどこですか?

田中様:何を作っていて何をやってくれるのか、説明がわかりやすかったです。自分が思っていることが相手に伝わりにくいことが多いのですが、こちらの要望を理解してくれて、提案も的確でした。言った事に対して更にいい形で返してくれたことが嬉しかったです。初めは電話をかけるのにも勇気がいりましたが、親身になって相談に乗ってくださってよかったです。

─パッケージでこだわった部分はどこですか?

田中様:初めはわからないことが多く、段ボールがいいのか貼り箱がいいのかもわかりませんでした。試作でいくつか作っていただいた中にクラフトの箱があり、「これがいい!」と思うイメージにぴったりのものがありました。ナチュラルで手作り感が伝わるものがよかったです。

設計のこだわりとして、商品を固定するためにフックで商品の上の部分を固定しました。またゴムバンドを使用して商品のボディを固定する際に、商品がズレないようにボディのサイズに合わせて留め位置を調節できるように設計しました。

─パッケージを作った後、便利になったことやお客様の反応はいかがですか?

田中様:元々、販売時の箱入れ作業に困っておられるお得意様が多く、パッケージのオペレーションが問題になっていました。ですが作っていただいた箱を使うと、パッケージに商品を入れた状態で展示販売ができるので便利です。陳列状況も良い状態で均一化でき、店舗様も販売しやすくなったと思います。

蓋身の箱にしたことで、重ね合わせて立てて置いたり斜めに置いて展示販売できるようにしました。また、箱にPETカバーを付けることで商品の中に埃が入りにくいようになっています。

─これからのロボットアートの展開や活動などを教えてください。

田中様:ありがたいことに、海外のお客様からも直接ご連絡をいただくことがあるので、これからは日本で支えてくれた方々を軸に、海外展開もしていきたいと思っています。また、「自動化しない」「一点物」にはこだわっています。機械で作ると楽ですが、一つ一つ手作りすることによって形や表情が変わったり、個性豊かなロボットができあがります。その中で自分が楽しくモノづくりができることが重要だと考えています。

たくさんお話を聞かせていただきありがとうございました。田中様が仰っていた「自分が楽しまないと人を楽しませるものは作れない」という言葉がすごく響きました。楽しみながら作品を作っているから、日本だけでなく海外のお客様にも支持されているのだと感じました!

今回は、パッケージの製作をお手伝いさせて頂いたMASSANOVA ART様の思いとパッケージ製作についてご紹介させていただきました。こだわりの商品のオリジナルパッケージを作りたい、商品のイメージに合うパッケージを作りたい。そんな方は是非一度モノモコトモにご相談ください。

Tel:06ー7777ー0201 Mail:info@monomokotomo.com