「モノ」をつくる 「コト」を生み出す
ストーリーテラーなパッケージ

“自分だけの辞書が作れるノート”を表現したパッケージを作りたい。書籍にこだわる大阪書籍印刷様との制作ストーリー

日々の忙しさに追われる現代人にとって、ノートや手帳は単にメモを残し記録するツール以上の存在になっています。アイデアを形にしたり、目標達成の道筋を書き出したり、日常を豊かに充実させるためのものとして使用される商品が増えてきました。今回は新たな価値のあるノートを企画し販売されるということでご相談いただいた大阪書籍印刷株式会社様とのパッケージ制作ストーリーをご紹介させていただきます。

大阪書籍印刷様は、教科書などの書籍を作り続け創業115年。歴史がありながらも新しいことに挑戦し続ける会社です。今回は大阪書籍印刷様が学生とともに企画した辞書ノート【Jishoru】のオリジナルパッケージを制作させていただきました。

【Jishoru】とは、好きな言葉、好きな曲、アニメのことなどを書き留めて、辞書のように言葉を残す商品です。辞書のように字引きができて書いた後に見返して楽しい書き続けたくなるノートです。

手帳の画像

大阪書籍印刷様とは、近畿大学で開催されたイベントでご挨拶をする機会があり、パッケージに困っていたことから弊社にご相談してくださったとのこと。制作後、パッケージを作った感想や商品への思いについて取材させていただきましたので、そこで伺った担当者の西村様、畠中様のお話もご紹介させていただきます。

商品の特徴を表現した形状のパッケージを作りたい

お客様からのご要望としては、本棚にそのまま置くことができて、組み立てが簡単な形状が良いとのことでした。試作をして打合せを重ねる中で、このノートの特徴である”辞書”に着目して、辞書のブックカバーのようなパッケージにできないか、というお話になりました。発送時の問題などもありましたが、「どうせ作るのなら特別な、この商品のためのパッケージが作りたい」というお客様の強い思いから、制作させていただきました。

発送時の問題はブックカバー型だと背が開いた状態のため、商品保護の機能が弱い点でした。お客様と相談し、背にカバーをつけてシュリンク包装して発送することで、商品をしっかりと保護できる形状に決まりました。

ーパッケージを作ってみた感想はいかがですか?

西村様:初めて訪問させていただいた際、サンプルの箱をその場で作ってもらい、持ち帰り検討しました。プロトタイプがあるからこそ、色々なアイデアが浮かび、仕上がりもイメージ通りのものが出来上がり嬉しいです。発送の箱を兼ねていて、箱から本が出過ぎていても内側に入りすぎていてもカッコ悪いため、細部まで調整していただけてとっても満足しています!

シンプルだから使いやすいデザインのこだわり

パッケージデザインについても大阪書籍印刷様のこだわりがありました。それは「デザインはシンプルなものが良い」ということ。文房具は日常の中に溶け込み、誰もが手に取りやすいようにシンプルな方が良い、というこだわりから、パッケージデザインも最大限シンプルなデザインに。ブランドロゴはあえて背の捨てられる部分に印刷し、ブックカバーには印刷はしていません。色も落ち着いたグレーのカラーダンボールに決まりました。

商品の色展開が多いため色の相性にも気を遣う必要がありましたが、グレーであればどんな色でも相性がよく、商品を引き立てるパッケージを作ることができました。

手帳を入れるブックカバー型のパッケージ

書くことを楽しんでもらうノートを開発したい

ー商品のこだわりについて教えてください。

畠中様:このノートは学生との産学連携で企画された商品で、根本には書くことを楽しんでもらうノートを作りたい、という思いがあります。開き方、素材感、書き心地にこだわり、何度も実証し、書くことにストレスを感じない商品を開発しました。

西村様:学生さんにたくさんのアイデアを出してもらい、書くことを楽しんでもらうにはどうすればいいか?を念頭に置いて企画しました。

私も取材時に触らせていただきましたが、滑らかな手触りでサラサラと書きやすそうな紙質でした。開いた際にページが開きやすく平らになるためとても書きやすそうです。

手帳の画像

ーこれからの【Jishoru】の展開は?

商品開発に携わった学生さんは、「新しい形式のノートだからこそ、老若男女問わずいろんな人に使って欲しいと考えています」とお話ししています。

西村様:これからは価値をわかっていただける販売先様を探し、ルートを少しずつ開拓していきたいと考えています!

今回は大阪書籍印刷様とのパッケージ制作ストーリーについてご紹介させていただきました。こだわりの詰まった商品のパッケージを作りたい、自社商品だけのオリジナルパッケージが作りたい、そんな方はぜひ弊社までご相談ください。

大阪書籍印刷様とは、こちらのパッケージ以外にも制作をさせていただいています。次回の記事では什器を作らせていただいた制作ストーリーについてご紹介いたします。次回も読んでいただけますと幸いです。