思い入れのある土鍋がIHでも加熱できる『IH炭かまど』のロゴマークとパッケージ制作
今回は、東大阪にあるIH対応土鍋などを製造されている株式会社オーシン様から、自社商品である『IH炭かまど』のロゴマークとパッケージデザインの制作をご依頼いただきました。

─思い入れのある土鍋をIHでも使いたい
『IH炭かまど』は、IHでも土鍋を加熱することができる商品です。「今まで使っていた土鍋が、引越しを機にコンロがIHになり使えなくなった」「時間と手間をかけてでも、やっぱり”この土鍋”で炊いたご飯が食べたい」そんな思いを実現する商品です。

オーシン様に『IH炭かまど』の強みやコンセプト、ターゲット、どのようなイメージを持たれたいか?など様々な視点でヒアリングをさせていただき、キーワードを出しました。
─ロゴマークは”過去と現代を繋ぐ”を表現
ロゴマークのコンセプトは「過去と現代を繋ぐ炭かまど」です。時間と手間をかけて美味しいご飯を作り、食べる。今も昔も変わらず、そんな生活に幸せを感じる。現代の道具であるIHコンロと古くから使われている土鍋をつなぐ商品であることをロゴマークに込めました。
キーワードは「和モダン」「高級感」「洗練」で、『IH炭かまど』を使っていただきたいのは50代〜70代の主婦(主夫)を想定されています。
何度もミーティングを重ねて最終的に決まったものが、パッケージに印刷されているロゴマークです。かまどの上に鍋が乗っている様子をシンボリックにカタチにしました。「過去と現代をつなぐ」意味を込めて、砂時計のようにも、食卓に並ぶお茶碗の表裏(過去と現代)を表しているようにも見えるロゴマークです。
─パッケージのこだわり
現在使っている箱は茶色でギフト用ではなく、商品のサイズに近いものだそうです。新しいパッケージは商品にピッタリのサイズでしっかり保護でき、さらにギフトらしい形で高級感があるものが作りたいというご要望をお伺いしました。また、炭のイメージに合うグレーのカラー段ボールを使用し、白印刷で上品な仕上がりの箱ができあがりました!

また、差し込み部分には「炭」の文字が顔のように見える印刷を施しました。オーシン様で元々使っていた「炭キング」というマークを箱のどこかに入れたいとの事で、箱を開けたときにお客様に笑顔になってほしい、そんな遊び心のあるパッケージにもなっています。

さらに、商品を固定するための中の段ボールにもオーシン様のこだわりがあります。商品を取り出しやすくするための穴を土鍋の形にくり抜いており、お客様を笑顔にさせる工夫が箱の中にも施されています。

今回は、株式会社オーシン様のパッケージとロゴマークの制作の裏側ついてご紹介させていただきました。こだわりの商品のオリジナルパッケージを作りたい、商品のイメージに合うパッケージを作りたい、ブランドのロゴマークを作りたい、そんな方は是非一度モノモコトモにご相談ください。
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