「モノ」をつくる 「コト」を生み出す
ストーリーテラーなパッケージ

持ち運びやすさや取り出しやすさにこだわった「ペーパーサンプル」のパッケージ制作

ハンコやスタンプのように凸面にインキを付けて印刷する「活版印刷」という印刷方法はご存じですか?日本では幕末から明治にかけて本格的に広まったといわれています。今回は、1968年創業の昔ながらの活版印刷事業を営む有限会社 山添様からパッケージのご相談を頂きました。

ー今回の商品の紹介と商品を売り出すことになったきっかけを教えてください

活版印刷の特徴を活かせる紙を厳選した「ペーパーサンプル(白)」、活版印刷と相性の良い「ペーパーサンプル(カラー)」と「プリントカラーサンプル」、箔押しや小口染めなどが施された「加工サンプル」の4点です。一般の方は特殊紙のサンプルを持っておらず、「欲しい」というお声を多くいただきました。案件などで使ったものは他のお客様にはお渡しできないので、渡せる範囲のものを無料でお渡ししていましたがそれでは限りがありました。お客様からも「ちゃんとしたサンプルがあれば嬉しい」と仰っていただいたので有料で販売することになりました。

ーパッケージでこだわったところはどこですか?

4点ご購入していただいた方に「コンプリートボックス」という形で箱に入れて販売しようという話になりました。紙サンプルとコンプリートボックス用の箱のデザインを合わせるため、グレーのカラー段ボールで試作の個装パッケージを作りました。持ち運びやすさや見せやすさにはこだわりがありましたが形状で悩んでいたので、「コンプリートボックスからそれぞれの箱を取り出すときに、取り出しやすいように工夫したい」と美販さんに相談しました。いくつか形状を提案していただき、指を引っかけやすいように上下につまみのある形状に決めました。つまみの部分にある箔押しの色はECサイトのメインカラーの赤にしたかったので、いくつかある色の中から一番近い赤色にしました。

「コンプリートボックス」のご購入はこちら!             https://www.kappanprint.com/lineup/paper_sample/

ーパッケージの感想を教えてください

お客様からは「特別感がある」「つまみやすかったり細かな部分までこだわりを感じる」といった嬉しいお声をいただいています。現在は店舗とWEBで販売しており、単品でサンプルをご購入されたお客様には個別にコンプリートボックスのご案内もしています。今後もシリーズ展開を考えているので、ぜひ手に取ってご覧いただきたいです。

今回は、有限会社 山添様の紙サンプルのパッケージをご紹介させていただきました。パッケージこだわりの商品のオリジナルパッケージを作りたい、商品のイメージに合うパッケージを作りたい。そんな方は是非一度モノモコトモにご相談ください!

Tel:06ー7777ー0201 Mail:info@monomokotomo.com